霜降 どいや

《出会いに夢見るおっさん女子》「◯◯だけど好き」が最強だと思う理由

愛情とか恋愛とかのかたちには様々なものがあるはずだ。でも、私個人としては相手の短所を受け止めたうえで「◯◯だけど好き」と言える愛情が最強だと感じられるんだ。そういう恋愛の形を続けている友人を側で見ていて、こういう恋愛がしてえなって。

 

・友人の愚痴から「最強の愛情」を感じた話

愛情のかたちには数え切れねえくらい様々なものがあると思う。そりゃあ、出会った人の数だけ、カップルの数だけのめちゃくちゃに多い愛情のかたちがあるだろうし、どういうかたちが1番だとは言い切れねえよ。愛し愛され愛し合っている2人さえ最高にハッピーでさえいれば、愛情のかたちについて外野の人間がとやかく言えるもんじゃねえだろうし。でも、私個人としては「相手の嫌な部分というかマイナスポイントを分かっていても、それでも好きだ」と思えられる愛情がまじで最強だと感じられるんだよな。

つーのも、友人の悩みというか愚痴らしいものを聞いてそう思えられたんだ。友人は「私の彼氏、自分から全然掃除し始めないし、私に言われてやっと始めるから良いんだけど、言われる前にしてほしいんだよね~」っていう日常生活の中で恋人に抱く不満を愚痴として私に言うんだ。で、その愚痴に対して私が何を言う前に、というかハナから私は口を出すつもりはないんだけど、「でもやっぱり好きだから仕方ないよね」って自己完結するんだよ。

 

・マイナスを乗り越えられるほどの愛情

そんな「恋人の悪い点を悪いと思っていながらも、それでも好きだと思えられている友人」からはその恋人の悪いと思っている点に関する愚痴はよく聞くし、その度に「友人の愛情、もしかしてこの世の中の愛情の中で最強では?」って感じるんだよ。

まず、恋人の悪いところを、きちんと悪いところとして受け入れられている。出会いたてとか付き合いたての、ある意味「ホヤホヤ」の時期には、相手の短所な部分が見えなかったりその部分を知れるほどに深い関係じゃなかったりする。でも、友人はその時期を越えた長い年月の交際を経て、相手の短所と言える部分を知りながらそれを受け入れられている。短所となる部分がない人間なんていねえだろうし、誰にでも「この部分は良いけれど、ここはちょっと……」って部分はあるはずだ。友人は自分の恋人のそういう短所は短所として受け入れてるんだろうなって側から見ていても感じられるんだ。

それに、友人は自分の恋人の短所となる部分を受け入れたうえで、その決して良いとは言えない部分があったとしても、それでも好きだと言える愛情を相手に抱いてるんだよ。それってもう、「相手の悪いところというか不満に感じるところがあるのにも関わらず、それでも好きだと言えるほど、マイナスをプラスに変えられるほどの愛情って、それは最高じゃん」って一人の友人として思うんだよな。友人が恋人に抱く愛情が深いからこそ「短所な部分があるけれど好き」と言えるんだろうし、友人にそう思わせられるほど友人の恋人が魅力的だからこそ成り立つ、奇跡のような関係なのかもしれねえ。私はそういう友人の恋人関係が最強で、めちゃくちゃに羨ましく感じるんだ。

 

・「惚れた弱み」じゃなくて「愛情がゆえの強さ」

恋人に関する愚痴を私にぽつりぽつりと言ってきたことは今までにも度々ある。その度に友人は、最終的に自分の愚痴が「それでもやっぱり好きだから仕方ないよね」へと帰結することを、照れくさそうに笑いながら「惚れた弱みだよね」と言うんだよ。でも、私はそんな友人の深い愛情は「惚れた弱み」じゃなくて「深い愛情がゆえの強さ」だと思えられるんだよな。

私がおっさんみたいな部分をもはやなかなか変えられないように、誰だってなかなか変えられないことがあるはずだ。性格だとか考え方だとか、その人のそれまでの経験や暮らし方が大きく関わっているものであればあるほど、「変えて欲しい」と言われたからといって変えられるもんじゃねえ。受け取りようや人によってはその変えられない部分が、嫌な部分・不満に感じる部分になるかもしれねえし、実際私は過去の恋愛で相手のそういう部分に不満を抱いてそれが積み重なった結果別れるって最後を選んだこともあるし。

でも、「簡単に変えられない、人によっては短所に感じられる部分」を受け止めて、さらに「こういう短所な部分もあるけれど好きだ」と言える・思えるほどの愛情を抱くことができる相手がいる・そう思ってもらえる人がいるってのはめちゃくちゃに幸せだよな。良いところだけで「好きだ」と思う・思ってもらうよりも、悪いところの全てを含めてそう思ったり言ってもらうのは難しいはずだし。おっさんみたいになってしまった今、「おっさんみたいなところがあるけれど好きだよ」と言ってくれるような人との出会いや恋愛のチャンスは果たしてあるのかどうかは分かんねえけど、そういう人としての全てを分かったうえでそれでも好きだと言える関係に憧れる最近だ。




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