霜降 どいや

《出会いに夢見るおっさん女子》はっきりさせない美徳はクソ喰らえ

相手を傷つけたくないって気持ちから、あえて白黒はっきりさせないことが多いように思う、特に恋愛では。でも私は過去の恋愛経験から、「そんなはっきりさせない美徳はクソ喰らえだ」と思うし、時にその選択肢は最も残酷なようにも感じるんだ。

 

・相手を傷つけたくない気持ちはわかるけれども

恋愛では「相手を傷つけたくない」って気持ちから、あえて白黒はっきりさせないってことが多いんだよな。特に出会いから恋愛に発展して付き合うかどうかを決める段階に差し掛かったあたりとか、交際からなんやかんやあって別れるかもしれないって気付き始めたときとか……そういう恋愛の中でも特にナイーブな時期にこういう「あえて白黒はっきりさせない」って優しさが出るように思うんだよ。

あえて好きか嫌いかで白黒はっきりさせないっていうのは、確かに一時的には優しさになるのかもしれねえよ。時と場合によっては「あえて白黒はっきりさせない」って選択肢が最善で、それが一番無難に済ませられることもあるだろうよ。でもな、出会いや恋愛で付き合うかどうか・別れるかどうかの場面で「あえて白黒はっきりさせない」っていうのは、一番残酷な選択肢じゃねえのかと思うんだよな。

私はもともとどんなときにも物事をはっきりと言ってしまう性格だ。だからこそ「あえて白黒はっきりさせない」って選択肢に対しては焦れったさを感じたり、ヤキモキさせられたりするのかもしれねえよ。でも、やっぱり今後の恋愛や出会いに大きく関わってくるシチュエーションにおいて、そんな「はっきりさせないことが良い」「白黒はっきりさせないことが相手への優しさだろう」と捉えるような美徳はクソ食らえだろって感じるんだよな。

 

・「はっきりさせないことが優しさ」と感じるタイプだった元彼の話

繰り返すけど「はっきりさせることで相手を傷つけたくない」って気持ちはわかるんだよ。ただ、交際するかどうかの分岐点とか別れるかどうかの瀬戸際とかそういう「今後の恋愛や交際に大きく関わる場面」では、「はっきりさせないことで相手を傷つけること」も往々にしてあるんじゃねえかなって思うんだよ。実際、私は過去の恋愛では、あえてはっきりさせてくれなかったから、結果的に傷ついてしまったってこともあったからよ。

過去の恋愛というか交際で「この人とはもう交際を続けられないかもしれない」と薄々気付くことがあった。私ははっきりさせたい性分だから、その当時の交際相手に対して「もう私達は交際を続けられなさそうじゃん、別れたほうが良いように思う」と切り出したんだよ。その時の相手が「はっきりさせないことが優しさ」と感じるタイプだったからか、私が別れを切り出すたびに言葉を変えて「そんなことないよ、勘違いじゃない?」ってな旨を繰り返してきた。正直、相手がそう言ってくるならなんにも言えなかったし、その場で別れを決定することはなかったんだよな。

その後、交際を続けていく中では、やっぱり私の中では「このまま付き合っていても意味がないのでは?」「本当に私のことを愛してくれているのか?とてもそういうふうには思えないんだけど」なんていう不満がどんどん溜まっていく。私自身の不満を相手に伝えても、はぐらかされるばかりで結局のところの相手の正直な気持ちはわからない。最終的には「好きか嫌いか、交際を続けていきたいかどうかはっきりさせないってことは、それほど私のことが好きじゃないんだろう。」って結論に至った。

 

・はっきりさせないことで楽をする人とはもう付き合いたくない

その相手との別れ際では、散々私は「こんなにも優しくしてきたのに別れを切り出された俺は可哀想」ってなふうに悪者扱いをされたんだよな。「優しくしてきた」っていうのはただ単にお前の中での幻想にしか過ぎねえよって話だよ。何らかの愛情表現をするわけでもなく、自分自身の好きか嫌いかも交際を続けるかどうかもはっきりさせずに、ナアナアで交際を続けるだけ続けて。あの時間は何だったんだろう生殺し状態だったのか?と今でも思うし、あの時間を新たな恋愛に費やしておけばどれほど有意義だっただろうかとさえ感じるレベルで。こういう経験が恋愛自体が面倒に感じられるようになった要因の1つなんだろうな。

あの当時の相手にも言えることなんだけどよ、恋愛での分岐点になり得る場面で気持ちや判断をウヤムヤにしたりはっきりさせなかったりしても、結局は結論を先延ばしにしているだけなんだよな。現状を打開するわけでも改善するわけでもなく、ただひたすら現状維持するだけ。それなら現状以上に悪い方向に進むことはねえんだろうけど、良い方向に進展することもねえんだよな。むしろ、今後の行く末を相手に委ねるだけ委ねて、はっきりさせるエネルギーを使わずに楽してるだけなのかと感じてならねえんだよ。

相手のことが好きならきちんとNOと言うべきところを言わないのは、優しさでもなんでもなくただの怠惰だと感じるんだよ……私の経験がそういう学びに繋がった結果なのかもしれねえけどよ。はっきりと言うことは時にかなり難しいのかもしれねえよ、個々人の性格とか考え方も関わるだろうし。でも、相手のことを本当に想っているのなら、出るときには出てもらいてえもんだ。少なくとも私ははっきりさせていきたい性分だし、そういうふうに考える人と付き合いてえよ。今後恋愛のチャンスがあるのなら。




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