霜降 どいや

《出会いに夢見るおっさん女子》別れるかも…そんな恋愛ほど続いたのは

出会いと別れを経て今の私がいるけれど、今のようなザマになるまでには様々な恋愛をしてきた。昔を振り返ってみて痛感するのが、昔に大人たちに言われた「若い頃の恋人関係なんて続かない」って台詞は言いたくねえってことと、「別れてしまうかも・この恋人関係は続かないかも」と思えられた恋愛ほど長く続いたような気がするってことだ。

 

・昔、年長者の皆様が私に言った台詞

若い頃にその年代だからこそ楽しめるだろう恋愛をエンジョイしていたら、ある台詞を耳にタコができるほど言われたもんだ。それは、周りの年長者の皆様方による「若い頃の恋人関係なんてどうせ続かない・別れるんだから」って台詞だ。「全員口裏合わせて私に言ってんのか?」ってくらい、「若い頃の恋人関係なんてどうせ続かない・別れるんだから」って台詞を聞かされたんだよ。

嫌になるほどこの台詞を聞かされていた当時、私は「そんなふうになるもんかよ」とは思っていたけれど、今のおっさんみたいな現状を迎えるほどに失恋を繰り返した。でも、「ああ、あの頃に嫌になるほど聞いた台詞の通りだな」とは完全に納得できなかったんだよな。恋愛の酸いも甘いも噛み分けたと言ってもいいくらいの今でも、あの台詞が完全に正しかったとは思えねえんだ。せいぜい「あの台詞は半分正解で、半分は間違いじゃね」って感想なくらいだ。

 

・昔の大人たちが言った台詞を言いたくない理由

私はどの恋人関係でも終わりを迎えて、今やおっさんみたいな女になってしまった。だからと言って、私は今の若い人たちに「若い頃の恋愛なんてすぐに別れてしまうもんさ」とは言いたくねえんだよな。恋愛が面倒に感じられるほどに、出会いと別れを繰り返した私がこの台詞を言えば説得力も200%だろうよ。それでも言いたくねえなって思えられるのは、必ずしも若い頃の恋人関係は別れてしまうわけじゃねえってことはもちろんある。それ以上に昔の私自身が「別れてしまうかもしれない」とは思いながらも、その可能性を覆すために努力をして恋愛を長続きさせることができたからだ。

今や恋愛が面倒なおっさんみたいな女だけど、現状に至るまでにはいろんな恋愛をした。いろんな出会いや恋愛それに別れがあったからこそ、今の私があるって言っても過言じゃねえよ。で、どの恋愛も別れるって最後を迎えたけれど、全部が全部最悪な終わり方を迎えたわけじゃねえんだよな。中には、「別れたくないけれど、別れるしかない」ってものもあった。そんなふうに過去にはいろんな恋愛があったものの、「別れるかもしれないけれど、でも私はこれからもこの人と付き合いたい」と思えた相手との恋愛は長続きした気がするんだよな。

これは、私自身が相手と別れないようにと相手と真剣な話し合いを何度もしたり、私がどう思っているのかをきちんと伝えたり、そんなお互いの気持ちをきちんと相手に伝えるコミュニケーションを疎かにしなかったからじゃねえのかなって今になって思う。相手もきちんと話をしてくれる人だったから、お互いに別れてしまうかもしれないリスクを上手に回避できてたんだなって。まあ、その人とも別れたから今の私があるってのは置いておいて。

 

・結局、恋人関係が続くかどうかは当人たちの努力次第?

出会ってから付き合い始めて、それからの交際を続けていく中で「別れるかもしれない」っていう失恋に対しての危機感をを抱かないのが1番だとは思う。でも、もしも失恋の恐れを一瞬でも抱いてしまったとしたら……私はそんなリスクを回避するために互いに対策を取れたからこそ、あの出会いから始まった恋人関係を長続きさせられたんだろうよ。別れてしまうリスクに気付いた理由にはいろんなものがあるけれど、大人たちに言われた「若い頃の恋人関係なんてすぐに別れる・終わってしまう」って台詞が全く関係してない、とは言い切れねえんだよな。あの台詞を聞いていたからこそ、私は相手ときちんと話し合えたのかもしれねえし。

「若い頃の恋愛はすぐに別れる」っていうよくある台詞は、ひょっとすると先人たちの失敗や過ちから口で伝えられてきたものなのかもしんねえな。「若い頃の恋人関係なんてすぐに別れるんだから本気になるだけ無駄」とか「若い頃の恋人関係なんてすぐに別れるんだから、別れたとしても落ち込まないで」とか、その台詞に込められている真意は分からねえよ。それこそ、その台詞を口にする人の性格だとか、その人と自分との関係性によって文脈が大きく変わるだろうし。

でも、私は「若い頃の恋人関係なんてすぐに別れる・続かない」っていう台詞を言いたくねえんだよ。だって、すぐに別れるかどうかなんて付き合っている当人同士次第だし、周りの人がとやかく言うもんじゃねえんだからよ。でも、事実として私自身があの台詞を聞いていたからこそ、長続きさせられた恋人関係もある。とすると、誰かにその台詞を言われるんじゃなくて、恋人の関係を続けていく中で「すぐに別れてしまうかもしれない」と自発的に気付いたときに、そのリスクをどうにかしようって2人の努力こそが恋愛を長続きさせる秘訣なのかもしれねえなって。だから、「私は言いたくないあの台詞」は、私の中で「半分正解で半分間違い」ってことにしてあるんだ。




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