霜降 どいや

《出会いに夢見るおっさん女子》恋愛を恋愛として捉えてから変わったこと

恋愛に必死になっていた昔の私と恋愛が面倒な今の私とで違う部分はかなりある。中でも恋愛の捉え方が全然違うんだよな。今の私は恋愛を恋愛として捉えているけれど、昔の私はそうじゃなかったんだよ。

 

・かつて恋愛が生活の一部になっていた頃

恋愛思考に囚われていた頃は、彼氏がいなかったり恋愛をしなかったりすれば「恋愛をしなくちゃ」「良い人との出会いを求めなくちゃ」「恋愛をしていないなんて」と自ら進んで勝手に焦って勝手に恋愛に必死になっていた。今じゃマジで頭がおかしいんじゃねえのかって我ながら思うけど、当時の私はマジで「恋愛をしていない・彼氏がいない私など価値がない人間だ」と自己嫌悪に陥っていたんだよな。

当時の私はちょっと頭のどこかがヤラれていたのかもしれねえけど、強いて「当時の私のここがすげえな」ってところを挙げるとするなら、「恋愛に対して積極的で、恋愛をごくごく普通に生活の一部として捉えられていた」ってところなんだよな。いや、出会いや恋愛のために努力したり必死になったりはしていたけどよ、いたって自然に、普通に恋愛ができていたんだよな。恋愛思考に囚われていたからってのも絶対に関係してるだろうけどよ、恋愛をごくごく普通の、生活の一部とか日常生活に溢れていると感じられていたんだ。

だからこそ恋愛や出会いに対して必死になったり努力したりして、チャンスを確実にものにできた気がするんだ。変な抵抗を抱かない、つーかむしろ「絶好のチャンス!」とばかりに出会った人をすんなりと好きになれたし、出会いから恋愛への過程を自然に繋げられていたように思うよ。言い方は悪いかもしれねえけど、当時の私は「毎日の生活の一部」として恋愛をすることができていたんだろうなって。

 

・恋愛が面倒臭くなった今の恋愛へのスタンスは

当時の私が数々の恋愛や交際の全てで「別れる」って選択肢にたどり着いたせいで、今の私は恋愛自体がどうしても面倒臭く感じるようになってしまってんだ。昔の私が知ったら卒倒するんじゃねえのかってレベルで、恋愛だの出会いだのが面倒に感じられるし積極的に避けていきたいとさえ思えるんだよ。昔の恋愛経験で懲りたっつーか「無理してたけど、やっぱ恋愛に向いてねえわ」って数々の恋愛で痛感させられて、現実を目の当たりにしたんだよな。

そんな恋愛に対して面倒臭いという感情が生まれてしまっている今は、どうしても恋愛を特別視してる気がしてならねえんだよな。「今のおっさんみたいな私にとって、恋愛や出会いはイレギュラーなイベントだ」「今の私に訪れる出会いのチャンスは、所詮恋愛に繋がるものじゃない」ってなふうによ。恋愛思考に囚われて恋愛に必死になっていた頃の私自身と比較して、「いや、こんなに恋愛を面倒臭く感じている私が恋愛や出会いに恵まれるはずがねえじゃん。今の私ですんなり恋愛ができたら、昔の私が浮かばれねえよ」って気持ちも少なからずあるし。

 

・今の私が仮に恋愛をしたとしても……

今の私は間違いなく「今のおっさんみたいな私には、まず恋愛や出会いのチャンスはありえない」と特別視したり神聖化したりしている部分があるんだよ。こういう恋愛への特別視というか「現状のおっさんみたいな私が恋愛に恵まれるはずがねえ」っていう先入観みたいな何かは、ひょっとすると恋愛のチャンスを少なくしてきた・これから先のチャンスも逃してしまう原因になるのかもしれねえなとも思うんだ。

例えば、仮に将来のどこかで私に恋愛のチャンスが訪れたとして、ひょっとするとマジで超絶久しぶりに交際に発展するかもしれねえじゃんっていうシチュエーションがあったとする。その時の私はきっと「いや、こんな恋愛とか本当の恋愛じゃなくね?」「勝手に思い上がってるだけじゃね?恥ずかしくね?」「おっさんみたいな私が恋愛のチャンスに恵まれるとは思えねえし、これはきっと勘違いだろ」ってなふうに訳わかんねえ思考になってしまいそうなのが目に見えるんだよ。

今のおっさんみたいな状態を続けていけば、恋愛や出会いがどんどん「特別なもの」として心の中で格上げされていくんじゃねえかな。で、いざ本当に恋愛や出会いに恵まれたとしても私の中のそれらに対するハードルが高すぎて、恋愛や出会いのチャンスをチャンスとして活かせられねえまま終わりそうだよな。恋愛や出会いを生活の一部として捉えられていたかつての私なら「逃してたまるか!」と食らいついたものを、みすみす逃しそうだ。

恋愛からずっと離れて、恋愛を恋愛として特別な存在として捉えると本気で恋愛ができなくなるのかもしれねえよな。まあ、それ以上に今は恋愛が面倒だという考えであるはずのチャンスから目を背けているのかもしれないけどよ、将来を考えるとちょっとホラーだなって感じるよな。




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