霜降 どいや

《出会いに夢見るおっさん女子》私を好きだった相手が好きだっただけ

たまたま元カレと再会した。円満に別れた相手だったから何の問題もなく再会を果たしたんだよ。でも、久しぶりに再会した元カレと交際時の記憶との違和感を覚えてしまったんだ。その違和感の正体にいろいろと考えさせられたよな。

 

・変わらねえ元カレと激変した私の再会

久しぶりに元カレに会った。友人と飲む席にその元カレがいたって場面だったものの、何の問題もなかった。その相手とは円満に別れたし。最悪な別れ方をした際には、別れた瞬間からそいつの連絡先を消していた私だけど、その日会った元カレの連絡先はそのままにしてあったし、何ならたまに文章上でのやり取りはしていたんだよ。ただ会っていなかったってだけで。

久しぶりに会った元カレは私が付き合っていた頃とは少しだけ変わっていたような変わっていなかったような……交際していたのがもう随分と前の話だから全然わかんなかったよな。ただ「元カレがいる」とは知らされてねえ酒の席で、後ろ姿で「え?元カレいるじゃん」って気がついたあたり、全然変わってねえのかもな。

相手の変わりようよりも、私のそれのほうが激しいと思うよ。当時は出会いや恋愛のために無理をしたファッションだったけどよ、今は楽さと快適さを優先したボーイッシュな格好だからな。「別に最悪な別れ方をしたわけじゃねえし、このまま声を掛けずにいるほうが後々気まずくなるんじゃね?」って思考回路で、私から声を掛けるまで元カレは私に気付いてなかったしな。

元カレにも「変わりすぎて気が付かなかった(笑)変わりすぎでしょ」って言われたよ。そりゃあ変わったよ、お前と別れてから何度も失恋した結果、恋愛自体が面倒になってモテだとか出会いだとかそういうのを全く意識しねえ見た目になってんだからよ。元カレとの会話はそれから酒の席がお開きになるまで、何の問題もなくスムーズに進んでいった。ただ、何かが引っかかったんだよな。

 

・久しぶりに会った元カレに抱いた違和感

確かに元カレの会話は何の問題もなく、周りに気を遣わせることもなく、最後も笑顔で別れたよ。でも、とりわけ「あの飲み会はめちゃくちゃ楽しかったな!また集まりてえよ!」と思えるほど楽しいわけじゃなかったんだよな。「あれ?こいつこんなに面白くなかったか?」って拍子抜けするレベルで。遥か遠くの記憶になってしまっている「その元カレとの交際での思い出」を何とか引っ張り出してくると、どれも楽しくて嬉しくてハッピーなものばかりだった。だからなおさら思い出と久しぶりに会った恋人とのギャップに違和感を抱かざるを得なかったんだ。

飲み会に元カレも参加していることを知らなかったけどよ、たまに連絡を取り合うくらいには円満に別れた相手だから何らかの積もり積もった話を楽しくできると思ってたんだよな。さらにぶっちゃけると「こいつとなら最高に楽しい飲み会になるだろ」って確信があったし、なんなら復活愛のチャンスも無きにしもあらずじゃね!?とさえ僅かながらに期待したくらいだ。

でも、現実はそうはならなかった。周りに気を遣わせることなく無難に再会を果たした。ただそれだけだった。むしろ、私の記憶の中にある「交際中の思い出」と「久しぶりに再会した元カレ」とのギャップに違和感ばかりがモヤモヤと立ち込めてばかりだったんだ。そりゃもう復活愛の可能性なんて微塵も感じられなかったし、それを期待した自分自身の愚かさを痛感したよな。

 

・久しぶりに再会した元カレが交際時と違って当然

付き合っていた昔のように、今でも楽しめられるかと思っていただけに残念だったよ。マジで「思っていたのと全然違うじゃねえかよ」と内心めちゃくちゃびっくりしたからな。でも、よくよく考えてみれば「過去の私はこの人が私のことを好きでいてくれたから好きだった」「互いに好きだと思える人となら、そりゃあ何でも楽しくて嬉しくもなるわな」ってことに気付けたんだよ。

そもそも、あの日のあの飲み会の席で久しぶりに元カレを見て、同じ時間を過ごしたあのときまでそれに気付けていなかった私がバカだったんだよ。なーにが「復活愛の可能性があるんじゃね!?」だよ、そんなもんは全くねえよって話だったよ。互いに相手に愛し合っていて特別な感情があったからこそ得られた、記憶の中のような嬉しさや楽しさを、別れてしまって随分と経った「互いに知ってはいるものの他人同士」な関係で得られるわけがねえんだよな。

元カレと会うこと自体滅多に無えことだからよ、「元カレと会っても交際時ほど楽しくはない」ってことに気づかなかった、というよりは忘れてしまっていたんだろうな。万が一、久しぶりに再会した相手から何らかのアプローチがあれば復活愛も無きにしもあらずなんだろうけど、今の私にはそれが期待できるほどの何かは全く無えよ。っていうか、逆に「元カレとの久しぶりの再会」でそういうチャンスが生まれるほど、私が相手に魅力を感じるとも思えねえし。




関連記事

  1. 《出会いに夢見るおっさん女子》恋愛のために外見を磨く勇気があった…
  2. 《出会いに夢見るおっさん女子》元恋人からの情けが1番クる
  3. 《出会いに夢見るおっさん女子》恋愛の我慢はある意味ラクな選択だけ…
  4. 《吾輩はおっさん女子である》過度な自分磨きは異性を遠ざける?
  5. 【男前女子から一言いいか?】飲み会で女性=カシオレだって誰が決め…
  6. 《出会いに夢見るおっさん女子》モテる人に惹かれる理由はここにある…
  7. 【男前女子から一言いいか?】ソフレって新しいお菓子か何か?
  8. 【男前女子から一言いいか?】私は本当に賢い男が好きなのか
PAGE TOP