霜降 どいや

《出会いに夢見るおっさん女子》自分の楽しみまで恋人に求めないで

趣味を思い切り楽しめられている今の生活は、控えめに言っても最高だ。今の生活を最大限にエンジョイできているのは、過去に付き合った恋人がかなり関わっている気がする。特に、「楽しむこと」を私に頼り切りだった元彼との思い出の影響が大きいんだよな。

 

・今の生活を思い切りエンジョイできているのは

何回も言うようだけれど、私は多趣味な人間だ。しかもインドアな趣味に偏っているから、オフで一人家にいるときには引きこもって読書をしたり映画を見たりする。で、恋愛が面倒になっておっさん具合に拍車をかけている今は、趣味に何かを言ってくる恋人の存在もなければ、恋愛や出会いを求めるために外に繰り出すこともねえんだ。大方趣味のせいで恋愛や出会いからさらに遠ざかってる状況なんだな。でも、思い切り趣味を楽しめられる今の生活は控えめに言っても最高だ。

「おっさんだけれどズボラ具合が止まらなくて、もう二度と恋愛ができねえんじゃねえのか」って不安が全く無ねと言えば嘘になる。でも、今の生活を150%楽しむことができているのは、過去に付き合った恋人たちが私に残した「恋人関係ってこんなに面倒なのか」と思わせるような、恋愛に対してネガティブになってしまう「思い出」が大きく関わってるような気がするんだよ。

恋愛をしてその数だけ失恋をした。その恋愛経歴で付き合った恋人たちは、それぞれが彼らなりの方法で私の大切な趣味に対していろんな接し方をしてくれた。中には「どうして別れたんだろうな、もったいないことをしたかもな」と今更ながらに思ってしまう人もいる。そういうふうに良い接し方をしてくれる人もいれば、「まじで勘弁してくれよ」って人もいた。中でも特にウンザリしたのが、「自分が楽しむこと」を全て私に投げていた元彼だ。

 

・「何かを楽しむこと」を私に全て投げていた元彼

「自分が楽しむことを全て私に投げていた」がどういうことかっていうと、何かを読んだり見たり聞いたり、さらにはどこかに行くにしても、「何をするにしてもとにかく彼女である私と一緒じゃなきゃ嫌」ってタイプの人間だったんだ。今の世の中じゃ珍しくない「無趣味」な人間だったんだろうけど、唯一何かに夢中になれる趣味が「私と一緒に行動すること」って言って良いくらい、何をするにしても私と一緒じゃないと嫌な男だったんだよ。こうして文字にしてみると、どんだけガキなんだよって感じだな。

つっても、最初からそういう彼のことが嫌だったわけじゃねえ。付き合い始める前の出会った頃から、デートという名目でいろんなところに出かけたしいろんなことを楽しんだ。素敵な時間を過ごせられたし、その時間のおかげでその恋人に惹かれて付き合うことになったんだし。それに、正直なところ彼女として求められるのは、恋愛に必死になっていた私には気持ち良かったんだよ、最初は。でも、恋人としての交際を続けていく中で、どうしても「この人は自分ひとりでは何かを楽しもうとしないのでは?」と感じることがかなりあったんだ。

私が一人で自分の趣味を楽しんでいると「構って構って」としてきたし、彼自身の好きな映画を観に行ったり好きなものを食べに行ったり……そんなことも一人ではせずに絶対「彼女である私と一緒」じゃないと実行しなかった。それに、交際を続けていく中で次第に自力で何か楽しいことをしよう・楽しもうとしなくなったし、最終的には「私と一緒じゃないと何もしない」から「楽しいことは全て彼女である私任せ」になった。「何か楽しいことない?」「面白いことしようよ」っていう癖に、自分からアクションに移らない彼が嫌になって別れた。

 

・何でもかんでも恋人と一緒にすれば良いってもんじゃねえ

「楽しいことは全て彼女である私任せ」になってしまった元彼に対しては、常々「自分の楽しみくらい自分一人でどうにかしろよ」と思っていた。けれど、あの元彼のことは全否定できねえんだよな。いや、「楽しむことを人任せにするな」って意味ではもう嫌になって別れたけれど、趣味を楽しむ際には一人よりも誰かと楽しむほうがテンションが上がるし、大切に思っている人とならなおさらだってことは分かるから全否定はできねえんだよ。

でも、自分で何も決めなかったり努力したりせず、自分が楽しむことを恋人にすべて委ねて依存するのは何様だよって感じるんだよな。別れた一番の理由はこれかもしれねえ。私は私で楽しみたい趣味が山ほどあるし、それを楽しみたいのに「何でも一緒が良い」から一人で趣味を楽しむことも邪魔をされた。私は私の趣味を楽しみたいから「せめて一緒に楽しもう」と勧めても、「アレも嫌コレも嫌」って言う割に「何かお勧めはある?」みたいなことを言ってきてたし。もうあれだな、あの元彼は私と趣味がことごとく合わねえ人間だったんだろうな。

私が多趣味で一人で何でも楽しめられる人間だから、余計に「何でも人に任せきり・頼り切りで、自らから積極的に楽しいことを探さない」ってスタンスに腹を立てたのかもしれねえな。で、その彼と付き合った感想としては「楽しみを恋人任せにするような人は私には合わねえ」ってことだ。そういう人と付き合うのなら、いっそのこと「互いに好きなものを思う存分楽しめられる自立した関係」のほうが随分とマシだろうなって。少なくとも恋人って存在に楽しみを委ねきっているわけじゃなくて、自分で自分の楽しみを見つけられるほどのアクティブさがあるだろうからよ。




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