霜降 どいや

《出会いに夢見るおっさん女子》違う趣味でも互いに尊重できる関係こそ

私は多趣味な人間で、その楽しみ方が特殊だっていう自覚がある。そんな私だから出会いの場や恋愛、恋人として交際する中での「相手と自分自身それぞれの趣味の立ち位置」が結構重要に感じられるんだよ。

 

・多趣味なのに不器用な人間こと私の特徴

私は多趣味な人間だから、楽しみたいことが人の何倍もある気がする。けれど、いくつかの趣味を同時に平行しながら楽しむってことは無えんだよな。なんつーか、複数の趣味を平行して楽しんでいくというよりは、1つの趣味をターン制で入れ替えながら楽しんでいるフシがあるんだよ。例えば、「今は映画を観まくりたいターンだ、映画ばっかり観たい」と映画を楽しんでいたとしても、その最中に「小説をもりもり読みたくなってきた」と感じたら読書をひたすら楽しむターンに移行する。

付き合っている人あるいは好きな人の趣味と、私のそのターンのタイミングがバッチリ合っていれば共に楽しめられる。でも、あくまでも私のターンに合っていればの話。我ながら面倒なやつだよなと思うけれど、ひたすら読書をしたいターン中には映画への意欲がそこまでないんだよ。いや、普通に楽しめられるけれど、やっぱり映画を観たいターンのときほどは楽しめられねえんだ。なんなんだろうな、めちゃくちゃに不器用なのかもしれねえな。

 

・ターン制の多趣味で感じる一長一短

で、出会いの場で「共通の趣味がある」っていうそれだけで、相手との親睦が深まりやすくなるもんじゃん。まあ、趣味が多い私だからこそ、そう感じるのかもしれねえけどよ。多趣味な私はその点、話の引き出しが多くて出会いの場でいろんな話ができる自信があるし、そのぶんチャンスが多いとも言えるのかもしれねえよ。実際、恋愛に必死だった昔は、いかんなくそのメリットを活かしていたもんだ。謎にターン制で楽しむとは言え、多趣味なのはいろんな人とのコミュニケーションに役立てられるってのが長所だよ。

でも、だからといって共通の趣味がある人でないと恋愛や恋人関係で上手くいくってわけじゃないし、共通の趣味がある恋人だとしても交際がずっとうまく進むとは限らなかった。共通の趣味があれば、それを一緒に楽しむことで相手とさらに仲良くなったり相手のことがよくわかったりする。けれど、好みの変化や飽きから趣味が変わると、それまでに楽しんでいたものを共有できなくなるんだよな。ただでさえ多趣味でそれぞれの趣味をターン制で楽しむ私の不器用で厄介な性質は、相手と趣味を共有する際には結構邪魔に感じられたこともあった。これがターン制多趣味のデメリットだ。

今までに私と共有していた趣味に交際相手が飽きた、交際相手が楽しむ趣味と私の「趣味を楽しみたいターン」が合わなかった、こういう時にはそれまでにできていた「共通の趣味を心の底から楽しむ」ってのができなくなったんだよ。こういう場合、過去の「共通の趣味がきっかけとなって付き合った人」は、「私が飽きたそれを、よくもまあ今も楽しめるよね(飽きないの?)」って態度になるか、「それ本当好きだよね、良いと思う」ってスタンスになるかに分けられたような気がする。

 

・好きなものを否定せずに尊重できる関係性

結論から言うと、私が誰かと恋人として付き合い続けるには「同じ趣味だね!一緒に楽しもうよ!」って人よりも、後者のように「あなたはそれが好きだよね」と言ってくれる人のほうが良いのかもしれねえなって思うんだよ。いや、結局別れたからこそおっさんみたいな今があるじゃんって話は置いておいて。要は、「自分が好きな趣味を一緒に楽しめられる人が好き」じゃなくて、「どんな趣味にハマっていたとしても、それに夢中になっているならそれでいいじゃない」って理解してくれる人のほうが合ってんだよ、私には。

確かに共通の趣味があれば、一緒に楽しめられるし共有することもできる。それに共通の趣味は出会いの場や親睦を深める場面でもかなり役立つもんだ。でも、ずっと好みが変わらず飽きもせず、同じ趣味を続けられる保証はどこにもねえんだよな。特にターン制で多趣味を楽しむ私はその時々で夢中になるものは変わるし、今の好みがこれから先で変わらねえと言い切れる自信なんてこれっぽっちも無えよ。

とすると、私にとって「共通の趣味がある」よりも「趣味を尊重し合える」って関係性のほうが、恋人関係をうまく続けていけるのかもなぁとぼんやり思うんだ。私がターン制で多趣味を楽しむタイプだからっていうのも当然あるけれど、「恋人が好きで夢中になっている趣味を否定せず、尊重してくれる人」のほうが一人の人間としても魅力的に感じられるんだ。多趣味な私がこれから先のどこかで惹かれる人は、おそらく私と同様に多趣味である可能性が高いって勝手に思ってる。だからこそ、私自身も相手が好きで夢中になっている趣味はきちんと尊重しながら、私の中のターンが合っていれば共に楽しめられたら良いなって夢を見るね。




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