木南 きなこ

【脱・非モテのすゝめ】同情と愛情は似て非なるものだから

今回は「悲しい別れ方をした男友達の相談に乗っているうちに、その人のことを異性として意識し始めたけれどどうすれば良いか」という質問をいただきました。確かに、こういう場面では恋愛対象になり得る人に特別な感情を抱くかもしれないけれど、ちょっと待って欲しい。

 

◯質問:最近別れたらしい男友達が気になっています。というのも、その友人は最近恋人と悲しい別れ方をしたとのことで「一人の女友達」として相談に乗ったり愚痴を聞いたりしていたら、いつの間にか私がその男友達のことを一人の男性として意識し始めていました。しかし、相手はまだ別れて間もなくショックから立ち直れていませんし、正直私自身も「友人が付き合っていた恋人と別れた途端、異性として意識している自分自身」に嫌な感情を抱いています。こういう場合どうすれば良いでしょうか?

 

  • それは愛情じゃなくて同情じゃないかな

あなたは「悲しい別れ方をした男友達」の相談に乗っているうちに、相手の人を一人の異性として意識していてその恋愛感情に似た何かが嫌だと感じているんだよね。

でもね、まず単刀直入に言えばそれは愛情じゃなくて同情だと思うんだよね、私は。

まさにあなたが今回質問に書いているような「失恋した友人のことを慰めよう・愚痴を聞こう・励まそうと、異性の友人として相談に乗る」ってシチュエーションは、愛情と同情を勘違いしやすいんじゃないかなって。

こういう時、女性の場合なら「私がこの人のそばにいて支えてあげなくちゃ」と感じることもあるだろうし、男性の場合には「もっと幸せにしてたい」と思う場合もあるはず。特に優しくて面倒見が良い人なら。

 

  • 同情を恋愛感情と勘違いして始まる恋は

さっきの例で挙げたような気持ちや感情は、相手が恋愛対象となり得る人ならなおさら「異性に対して特別な感情を抱いている=つまりこれは恋愛感情!?」と認識できちゃうんだよね。

恋愛感情かもしれない何かに、とりわけ「この人が可哀想に感じられるから、私だけでもこの人の力になってあげたい」と似たニュアンスがあるとすれば、それはもう愛情というよりは同情になるような気がするんだよね。

もちろん、恋愛感情かもしれないし、仮にそうであったとしても否定しないよ。ただ、愛情と同情とをきちんと区別して認識せずに始める恋愛は、ちょっと雲行きが怪しくなりがちじゃないかなって思わなくもないの。

ほら、「私がこの人に何かしてあげなくちゃ」っていう同情が芽生えると、その時点で相手の人とあなたとの関係は決して「対等」だとは言えなくなるんじゃないかって。

それに、もしも相手の人が「可哀想だからなんとかしなくちゃ」とか「放っておけないから」って状況から抜け出して無事本来通りの姿を取り戻したら……その時には特別な感情を抱いた理由の「同情」が無くなってしまうような気もするんだよね。

 

  • 対等な関係の恋愛や交際が健全だろうから

そもそも、出会いや恋愛それから発展した交際での「幸せ」っていうのは、対等な関係にある2人が力を合わせて「自分たちで幸せになる」ってスタンスであるほうが、健全で長続きすると思うの。

でも、もしも同情を愛情と勘違いしたことで恋愛や交際が始まってしまったとしたら、スタートの時点からどちらかが「幸せにする」、もう片方が「幸せにしてもらう」っていう関係になってしまう。

それが駄目だというわけじゃないけれど、お互いがお互いのために支え合って頑張って「一緒に幸せになる」って構図じゃなければ……極端な例になるけれど「自分のことは二の次で、何よりも相手を優先にする・幸せにする」「相手のことを考えず、とにかく相手に幸せしてもらいたい」っていう共依存の関係になってしまうと、お互いに人間としての成長が止まっちゃいそうで怖く感じるんだよね、私は。

 

  • 一旦冷静になって後悔のない判断を

出会い方や恋愛それに交際のあり様は人の数だけあるし、当事者である2人が幸せと感じられているのならそれが一番。他の人間が出会い方や恋愛そして交際のかたちに対してとやかく言うことじゃないと思う。

ただ、今のあなたが抱いている感情が「同情を愛情と勘違いしているからこそのもの」だとしたら、その感情のままに突っ走るんじゃなくて一旦冷静になってみてほしいの。実際あなたの胸の中に「男友達が恋人と別れた途端、友人としてではなく恋愛対象として捉えるのはちょっと……」と後ろめたい気持ちや嫌な感情があるようだし。

もしもあなたが今回の件で相手の人と恋人関係になって、幸せな関係を続けていくことができたとしたら、それはもう最高のことだよ。

でも、今の感情のままに突っ走るよりは、一旦冷静になってあなた自身の気持ちを再確認したり判断したりしたほうが「あの時に冷静になって判断してよかった」って感じられる確率が高いはずだから。

友人が悲しい状況にあるときに寄り添えられるあなたはきっと素敵な人だと思うし、だからこそ「あのとき◯◯するんじゃなかった」と後悔のないような判断をあなた自身でしてほしいな。




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